オフシーズンにお部屋探しをしよう

引っ越しがしやすい

不動産業者のオフシーズンとはいつのことかを知るにはオンシーズンから考えるのがわかりやすいです。
大学一年生や社会人一年生が新居を探す時期は、物件が足りなくなるくらい多くの人の出入りがあるために、最もンシーズンになると言えます。
このオンシーズンの波は入学式や入社式の1週間前くらいまでは続くので、前年の9月あたりからじわじわとお客さんが来始めて、ピークは年末から翌年の3月までが一般的です。

そのため、オフシーズンと言われるのは4月中旬あたりから夏休みの終わりくらいの期間になります。
不動産会社にとってのオフシーズンは引っ越し業者もオフシーズンとなり、このシーズンは物件探しもそれに伴う引っ越しもしやすい時期であると言えます。

不動産会社のオフシーズンに引っ越しメリット

このようなオフシーズンになると、不動産会社は特に顧客が物件を見に来るわけでもないので、受付に待機しながら過去の顧客への営業をしたり、広告を作ったりといった雑務をこなしていることが多いです。
そのため、窓口に行けば、他にお客さんがいないおかげでとても親身になって話を聞いてもらえます。
また、普段であればすぐには紹介してくれないような良い物件についてもすぐに紹介をしてくれたり、こちらの希望する物件に少しでも近いものを出そうと熱心に話を聞いてもらうことができます。

このように対応が熱心なのは、決して他にお客さんがいなくて暇をしているからだけではないのです。
このようなオフシーズンにはなかなか入居希望者が来ません。
そうすると、4月の上旬の段階で空き物件だったところというのは、次のオンシーズンが来るまで入居者がつかない可能性があるのです。

物件というのは入居者がいなければ利益になりませんし、むしろマイナスばかりが増えていきます。
そこで、来てくれたお客さんに物件に入居して欲しいという思いから熱心に、少しでも相手に気に入ってもらえるような物件を用意しようと頑張って対応してくれるのです。

また、このように入居をして欲しいという気持ちから、敷金や礼金をオンシーズンより減らしてくれたり値引きをしてくれることもあります。
そして合わせて家賃の値下げもしてくれるよう大家さんに交渉をしてくれることもあります。

この、家賃交渉ですが一般的には下げても1000円までです。
不動産会社から言ってくれた場合は、家賃交渉がうまくいくという見込みがあった上で話をしてくれています。

しかし、自分から話し押して交渉してもらった場合には、家賃交渉が成功したら必ず入居する意思を持ってお願いをします。
万が一、交渉をしてもらって許可が下りたのに断るというのは大家さんに対しても不動産会社に対しても失礼な行為ですから絶対にしてはならないことです。